愛情込めて作ったハブ茶を飲んでみてや!
とんとんのお店で、好評販売中!
ハブソウ種子や葉から作ったものをハブ茶と呼んでいます。

現在、健康茶として親しまれているハブ茶は、本来「ハブソウ」の種子から作られますが、数が少ないため多くは「エビスグサ」が代用品とされています。双方の薬効に、大きな違いは無いようです。

そして、なぜ「ハブ茶」というのかについては、江戸時代にマムシの毒への民間薬として用いられていたことが名前の由来なのだそうです。
ハブ茶について
主な成分 種子にはオブツシンやエモジンなどのアントラキノン誘導体が含まれています。
葉にはフラボノイドが含まれています。
作用・効能 疲労回復、食欲増進、便秘、腹部膨満感、胃弱、胃腸の調子が悪い時、眼精疲労、目の充血、神経痛、リウマチ、高血圧の予防に良いそうです。
他にも、目の症状に良く、急性結膜炎や流行性角膜炎・結膜炎による目の充血、疼痛、流涙などの眼球外部の炎症に有効なのだそうです。
飲み方 健胃、整腸、便秘を目的とする場合は、10g前後を1日量とし、水500〜600mlで煮出してお茶代わりに飲みます。
また、高血圧の人はドクダミ茶とハブ茶を半量ずつ混ぜて飲むと良いそうです。
注意 慢性肝炎、慢性腸疾患のある人、下痢や低血圧の人は注意して飲んでください。
その他 酒を多く飲んだ後に濃いハブ茶を飲むと、二日酔いしない。
口内炎にも良いとされる。
ハブ茶の汁で目を洗うと、目の疲れや充血がとれ、視力の衰えを防ぐことが期待できるのだとか。

以上のこともハブ茶の特色として言われています。
五月中旬。

ハブ茶の芽が次々と出てきました
八月中旬。

こんなに大きく成長しました。

畑いっぱいのハブ茶!!

ハブ茶は、刈っても新しい茎が伸びてくるので、

全部で3回ほど刈ることができます。
結構な高さに成長しています。

鎌で丁寧に刈っていきます。

ハブ茶の茎は結構太くて固いので力が入ります。
まるでわが子を背負うように(?!)、

刈り取ったハブ茶を、大事に運びます。
刈り取ってきたハブ茶は、

小さい枝ごとに摘んで大体の長さを揃えます。

奥のコンテナには、先ほど摘んで揃えたハブ茶が。

それを一握りずつ切っていき、細かくします。

手前は、細かく切ったハブ茶の山。

ここ時点でかなり良いお茶の香りがしています。
細かく切った葉を、よく揉みこんでいきます。

揉みこむ作業は一苦労。ひじぃちゃんも真剣そのものです。
家で揉みきれない量の時には、近くの野菜工場にあるお茶揉み機にお世話になります。

車に積んで、いざ、揉みに!!
たとえ機械で揉んでもらっても、仕上げの手揉みは大事です!!

揉み残しをチェックしながら、さらに揉みこみ、天日に当てるために広げていきます。
綺麗に広げられたハブ茶。

何日かかけて天日で乾燥させています。

出荷前には、ひばぁちゃんが茶葉を煎ってから荷詰めしますので、お客様のところへは煎りたてのいい香りの物が届いているはずです。
乾燥させて、さらに煎った茶葉。

香ばしい何ともいえない香りが漂います。
温かいお茶でも美味しいですが、

夏場は冷やしても良いですね。

ただ、ハブ茶は傷みやすいので、お茶瓶などで沸かしたお茶は夏場は、直射日光が当たるなどの暖かい場所には置きっぱなしにはしておかない方が良いでしょう。