写真で見る今と昔 その1



何気ない井戸端会議の様子ですが、よく見ると久万川地区から見た下中切のあたりの山が分かります。今はホタルがよく見える場所となっています。

だんだん畑の上の山には、昔はしきびを植えたり紙の原料である梶を育てたりしていたそうです。
石灰岩の山で、現在は雑木林が多く紅葉が大変美しいです。


後ろの山の形で同じ場所というのが分かります。

ひじいさんと、娘さんのツーショット。ひじいさんいわく「娘は恥ずかしがって、イヤイヤ一緒に写ったのかも。」なのだそう。(笑)

現在はイチゴの荷作業を行う建物が建っていて前の景色はあまりよくは見えません。


←お正月の写真です。40年以上前でしょうか?蔵はそのままです。

ただ違うのは、門柱。昔のは大変立派ですねー。びっくりです。この門柱、さらに立派な(?)鉄の扉がついていたとのこと。ではそれはどこに???ひばあさんに聞けば「戦争の時に出したがよ。」と。


「西屋敷」と呼ばれる場所にて。大昔はこの辺りに屋敷があったのでしょうか?地名っておもしろいですね。

前列、左から2番目がひじいさんである潤一さん。

後列右の、女性の頭の右横に見える大きな釜は、紙の原料である梶(かじ)を煮ていた大釜です。大釜の上にある長い木をコテの原理で利用し、大釜に梶を入れたり出したりしていたそうです。
現在の写真ではイチョウの木(黄色の葉が見えている辺り)の下の辺りに位置しているでしょうか?奥行から考えても、かなり大きな釜だったことが分かりますね。